キモいが見るべき問題作 「SNS-少女たちの10日間-」
少女達のデジタル性被害にスポットを当てた、チェコのドキュメンタリー映画「SNS-少女たちの10日間-」の内容が、あまりに気持ち悪すぎる!と、話題になっている。
今回は、この作品が何故ここまで気持ち悪いのか?について色々と考えていこうと思う。もちろん、作品内容のネタバレはしないので、これから作品を見るつもりでも大丈夫だ。
映画「SNS-少女たちの10日間-」の設定は?
オーディションで選ばれた、幼く見える18才以上の女性3人が、「12歳」設定でSNSの偽アカウントを作成し、友達を募集する実験を行った。すると集まってきたのは、2458人の成人男性達。
友達というには、あまりに年上すぎる男達が、12歳の少女と交流を望む目的とは・・。
「SNS-少女たちの10日間-」のモザイクがキモい!
作品中、12歳設定の女性とコンタクトをとってきた男性達(おっさんばかり)の顔には当然モザイクがかかるんだけど、このモザイクのかけ方がキモすぎる!
男性の顔全体はボカして、目と口(歯)だけを無修正にするという、斬新な修正方法を採用しており、少女に群がる男達の気持ち悪さが、より際立つ演出になっている。
彼らの目と歯だけをずっと見ていると、しばらく夢に出そうな不気味さだ。
「SNS-少女たちの10日間-」の音がキモい!
そ作品中、ヤバい映像にモザイクは入るわけだが、「音」は基本的にそのまま。つまり、男達の肉声や、摩擦音(!)はそのまま垂れ流されるわけで、これがまた最低にキモい!
他にも、不快な映像の時にはBGMが急に大音量になるなど、作品全体を通して音の使い方も秀逸で、とにかく、キモい男達をより気持ち悪く見せる事にこだわっているなあ、、と感じたぞ。
「SNS-少女たちの10日間-」男達の心根がキモい!
映画を見ていると一瞬忘れそうになるが、作品中で男達がコンタクトをとり、卑猥なコミュニケーションをとろうとしているのは、「12歳」設定の女性たちだ。自分の娘、もしくは孫と同じくらいの年の少女達に対して、彼らはいったい何をやっているんだろう?もう、全てがキモすぎる。。
もし万が一、相手に性的な意図がなかったとしても、いい歳こいた男性が12才の少女と友達になろう!とモーションかけるのは、私的には充分ありえないと思うぞ。
「SNS-少女たちの10日間-」日本での状況は?
「SNS-少女たちの10日間-」はチェコの映画だが、実際に日本でも、少女達のデジタル性被害事件は、定期的に報道されている。
数か月前には、元人気YouTuberのワタナベマホト氏(引退)が、ファンだった少女に卑猥な画像を送らせて逮捕されていたが、同じような事件は、今でもあちこちで起こっているだろう。
もし日本で、この映画と同じような実験を行った場合、集まってくる男性の数は同じか、下手したらもっと多いかもしれないな。
最近は、学校の方でもSNSの利用について、色々と指導しているようだが、教育だけで子供達の好奇心を完全に抑えるのは、正直厳しいかもしれない。
ただ子供達に罪は全くない!子供の好奇心を利用する大人が悪い。それだけは間違いないぞ。
誰でも使えるアプリ側に問題はないのか?
映画「SNS-少女たちの10日間-」の中で登場するSNSは、主にFacebookとスカイプだ。
特にFacebookは実名&顔出しが基本なのに、堂々と少女たちに交流を仕掛けてくる男達の肝の太さにも驚いてしまう。。チェコと、匿名文化の日本とは感覚が違うのかもだが、自分には到底理解できないぞ。
自分は、Facebookもスカイプも利用しないが、そもそも成人男性と12歳の少女が、何のハードルもなく簡単に交流できてしまう事に驚いたし、違和感をもった。
ましてや、卑猥な画像・映像のやりとりがノーチェックという事にも、驚くばかりだ。 アプリを管理する側が、全く管理できていない、仕事をしていない事は問題だと思うぞ。
アプリの年齢確認はマスト!
当サイトでは、安全・安心な出会い系・マッチングアプリを紹介しているが、ここでオススメしているアプリは、当然18才以上でないと利用できないし、登録前にしっかり年齢確認しているぞ。
そもそも、出会い系サイト規制法(正式名称は「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」で、18歳未満との出会い目的、異性交際を誘う行為は禁止されている。
逆に言えば、年齢確認のない、誰でも利用できてしまう出会い系・マッチングアプリは、大いに危険。ヤバいという事だ。
男女の楽しいコミュニケーションは18才から。
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